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マゼンタ色の光

マゼンタ色の光


長い時間をかけて書いた愛の言葉は

一瞬で読み飛ばされていく ちり紙ほどの価値も生まず


仕事以外のことは どれもとても非効率で

だけどそんな戯事のために 仕事をして暮らしている


算数なんて落第生でいいのかもしれない

無駄なこと止めてしまったら 死んでいるようなもんだ


 そうして君も気づくようになる

 庭先の花壇の美しさとか 無名な芸術の美しさとか


君の考える「誠実な愛」は虚しいほどに

「打算的な贈り物」に負けるだろう ためらいさえも生まず


恋愛なんて理想主義でいいのかもしれない

負けても「誠実な愛」を貫くなら 同志を見抜けるだろう


 そうして君も気づくようになる

 事実婚の男女の美しさとか 独身を貫く男女の気高さとか


誰も気にも留めない

マゼンタ色の光


 そうして君は愛し続けるだろう

 庭先の花壇の美しさとか 無名な芸術の美しさとか


 そうして君は敬愛(あい)し続けるだろう

 事実婚の男女の美しさとか 独身を貫く男女の気高さとか


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