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  • 執筆者の写真さと

せせらぎに素足を浸して

せせらぎに素足を浸して


川のせせらぎに素足を浸して もう30分も風を浴びている

Tシャツの汗は乾いたけれど なんとなく動けなくて

行くあてもない旅さ このまま日暮れを迎えるのもいい


野草摘みを終えた 民族衣装の少女たちが川を渡る

何を摘んだの? 聞いたところでわかりはしない

一人は愛想よく 一人ははにかみながら ラララ


 一日は何時間あるの?

 それは平等ではなくて

 あり余る時間を嘆くほどに 幸せな人もいる


川のせせらぎに素足を浸して もう3時間も風を浴びている

Tシャツの汗は乾いたけれど 川の水に濡れた

高床式の家からは子供たちがこっちを見ている


 一日は何時間あるの?

 それは平等ではなくて

 あり余る時間を笹舟に 川下へと流そうか


引き返してくる少女たち 心なしかおめかししてる

せせらぎで何か洗いながら 可愛い声でおしゃべりしてる

不意に赤い花が流れてきて 

拾えない僕を 二人は大笑いしている


 一日は何時間あるの?

 それは平等ではなくて

 あり余る時間を嘆くほどに 幸せな人もいる


 一日は何時間あるの?

 それは平等ではなくて

 あり余る時間を笹舟に 川下へと流そうか

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