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  • 執筆者の写真さと

いのちの枝

いのちの枝


初めて迷いこんだのに 懐かしい 私だけの場所

大きな幹 きつく抱きしめる 森の呼吸に 鼓動を合わせる


左手から伝わる この樹のエナジー

言葉はわからくても 通じ合える


 見上げるほどの梢に 全てを預けて

 心に溜まった穢れを クリアにするんだ

 あなたの前で 私はとても無力でも

 そのままでいいと悟る 涙が止まらない


日常に追い立てられている  

会いに行けず 闇夜に逃げ込む


夢の中の私は 鳥より自由で 

未知なる場所を求め 空を目指す


 見下ろすときの眺めは 言葉にならない

 こんなに多くの命を 見守っていたんだね

 あらゆる傷を吸い込み 希望を吐き出す

 優しさと愛の意味を 伝えているんだね


知識という名の枝葉を茂らせ

経験という名の年輪を刻み

安らぎという名の木陰を作り

笑顔という名の花を咲かせ

信頼という名の根を張り巡らせ

アートという名の果実を実らせ

いつでも心は空を目指し

あなたのように 私もなりたい


 見上げるほどの梢に 全てを預けて

 心に溜まった穢れを クリアにするんだ

 あなたの前で私は とても無力でも

 そのままでいいと悟る 涙が止まらない


 見下ろすときの眺めは 言葉にならない

 こんなに多くの命を 見守っていたんだね

 あらゆる傷を吸い込み 希望を吐き出し

 優しさと愛の意味を 伝えているんだね

 涙が止まらない

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